1. 目 的
高齢社会の中で一人暮らしや夫婦のみの高齢ろう者世帯も増加してきている。それらの世帯の中で生活上の困難を自力で解決できない世帯に対して「生活支援員」を派遣し、高齢ろう者の生活を支援していくことを目的とする。
2. 支援対象者
60歳以上の単身またはろう夫婦のみの世帯で困難を抱える世帯で支援を希望する者を対象とし、支援回数月に2回訪問する「特別支援対象者」と月に1回訪問する「支援対象者」とする。その他に世帯の状況把握のために訪問する「ニーズ調査訪問」を行なう。
3. 支援者
ろう者の生活実態を把握し、心理面でのサポートが可能であり、且つこの事業の趣旨を理解する者を支援員とし、事前に研修を受けた者とする。また必要に応じてヘルパー資格取得者を一定期間生活支援員として派遣する。
4. 支援の流れ
①支援対象者の選定 事務局
②支援対象者へ援助の有無確認 事務局等
③支援者の選定と支援内容指導 事務局・事務局から支援員
④支援対象者宅訪問(初回顔合わせ・法人職員と支援者)
⑤支援依頼 様式1 事務局から支援員へ
⑥支援報告書 様式2 事務局と支援員と協議
⑦支援者への報酬支払い 事務局から支援員へ
⑧必要に応じてケース検討 事務局と支援員